エッグヘッド編の「世界に思いもよらぬ衝撃」には黒ひげが関わっている【ワンピース】

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ワンピース第1078話 ”脱出リミット” の次のコマが話題となっています。

現在少年ジャンプで掲載されているエッグヘッド編の最後は、世界に思わぬショックを与えることになるようです。

このショックについて、サターン聖の死亡や黄猿の裏切りなど、さまざまな考察がされています。

この後に続く1079話と1080話の内容を見ると、おそらく今回のショックには黒ひげが関わっているはず…。

本記事では、1078話から1081話に隠された美しい仕掛けを紐解いていきます。

1078話”脱出リミット”  翌日の結末

1078話では、エッグヘッド事件の結末が世界に思いもよらぬショックを与えるとナレーションが入ります。

たった一言のナレーションだからこそ、どんな結末になるのか予想が難しく、しかしなにか大きなことが起こることが約束されたワクワク感がある見事な演出ですね。

1079話”「四皇」赤髪海賊団” 黒ひげの船襲来

1079話はシャンクスVSキッドの描写と、1話内で、1撃で壊滅させられたキッド海賊団が目を惹く回でした。

その陰で、黒ひげの船がエッグヘッドに襲来しているコマも話題となりました。

画像引用:『ONE PIECE』|集英社『週刊少年ジャンプ

何をしにきたのか、誰が乗っているのかなどはなにもわからず、ただ海賊旗だけはしっかり描いて黒ひげ海賊団の襲来を描いているのはおしゃれですね。

1080話”伝説の英雄” 世論に問いかける発言

1080話はエッグヘッドから舞台を写してハチノス島のコビーに焦点を当てた話になり、SWORDについての説明やガープ登場など新展開のある回でした。

ここで重要なのは、黒ひげの「世論に問いかける」発言かと思われます。

画像引用:『ONE PIECE』|集英社『週刊少年ジャンプ

黒ひげは元、コビーを政府との交渉材料に使うつもりでした。しかしコビーがSWORDであることが明らかになり、青キジには交渉にならないと諭されています。

しかし黒ひげはコビーがSWORDであることよりも、民衆から”英雄”と呼ばれていることに注目し、コビーを見捨てるのかと世論に問いかける作戦を宣言しました。

しかしここで疑問が残ります。

コビーを使って政府と交渉すると言った黒ひげ本人はこの場に居ないのです。

おそらく世間に問いかけに行ったのでしょう…

1081話”黒ひげ海賊団10番船船長クザン” 目的はローじゃない

1081話は青キジVSガープが始まる展開がアツい回でした。

青キジが黒ひげの船に乗ることになった経緯が明らかになり、さらにたった4ページでローの敗北が描かれるなど内容の詰まった回でもあります。

ここで注目したいのは黒ひげのセリフ『オペオペの実は「売る」か「使う」か悩ましいな』です。

画像引用:『ONE PIECE』|集英社『週刊少年ジャンプ

このセリフから、黒ひげの目的がローの能力でないことがわかります。

ローが倒れることのメリットについて語るセリフもありますが、政府と交渉しようとしている黒ひげが今更海賊島の海賊のために戦うことはないでしょう。

画像引用:『ONE PIECE』|集英社『週刊少年ジャンプ

4話の流れでわかる黒ひげの目的と衝撃の結末

1078話から1081話は、エッグヘッド・ハチノス・エルバフ・ウィナー島と4つの島が登場して一見バラバラのシーンに見えます。

しかし、それぞれの回でかならず黒ひげの行動理由を説明するシーンが描かれています。

これらのシーンを繋げて、黒ひげ海賊団がハチノス・エッグヘッド・ウィナー島に別れている理由をまとめていきましょう。

まず、黒ひげは「英雄のコビーを見殺しにしていいのか」と世間に問いかけようとしています。

ワンピースの世界で世界に問いかける方法は、新聞。

新聞に載るためには話題が必要ですが、今のワンピースの世界で話題に困ることはありませんよね。

ワノ国を出航した注目の三船長を追いかければ、新聞社もいるはず。

だからウィナー島とエッグヘッドへ向かった。(エルバフはシャンクスが居るのでリスクが大きい)

さらにここで重要なのが、新聞社の社長モルガンスは決して政府の言いなりではないということ。

世界が変わる今は事実が一番面白いのです。

エッグヘッドでは今、五老聖のサターン聖が「見ることも許されない姿」で戦っています。

交渉を進めるためのカードは、、、そろいつつあるのです。

コビーの生還と同じ記事には

1088話でガープがコビーを救い出し、翌日の新聞に「コビー大佐の生還」の記事が載りました。

そして同時に「四皇麦わらのルフィ立てこもり事件」も新聞に載っています。

画像引用:『ONE PIECE』|集英社『週刊少年ジャンプ

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